群馬の妻の実家に行きがてら、赤城山の南山麓にある赤城温泉に。泊まったのは「山屋蒼月」というお宿。
赤城温泉はそれほど大規模な温泉ではない由、観光地感があまりなく、逆にかえって落ち着きます。
風情のある入り口です。
入室してすぐに部屋付きの露天風呂に入ります。
車を運転してきた疲れを癒すのにこれがなにより。
私は脚悪く、杖で歩いていますが車の運転は出来るんです。
妻と長女は大浴場へ。
部屋付き温泉は完全露天風呂で、気持ちが良いです。
檜の香りがとても落ち着き、染み入ります。
ベランダがあって、スぺーシャスなのは良いんですがあいにくの雨模様で残念でした。入浴時はアタマにタオルを乗せて。
ちょっとバリアフリー度チェックを。
入り口、靴を脱ぐスペースが30センチほどしかなく、この狭さでは健常者でもきついでしょう。脚に障害がある私は辛いですね、もちろん。
改装をして全体を底上げしたそうで、その影響なんでしょう。
入り口に小さな腰掛けが置いてあると楽に靴が脱げるんですが、これ無いところの方が多いですね。
あると私のような脚の悪い障害持ちにはとても有難いんですけどね。
靴の脱着が立っては出来ないし、床にべたっと座っては腹筋、腹直筋、体幹が必要なんですね。腰下せば楽でしょうと思われそうですが、実はかえって大変になるんです、これが。下手すると後ろにひっくり返っていまうんです、ごろっと。
さて、個室付き温泉へとシャワールームから出ていくと、10センチほどの段差がありました。お部屋を改装したと言っていたので、その際に出来てしまった段差かもしれません。が、ここは要注意です。
健常者だって、これは気づかずにこけるかも。
さて、風呂に浸かったあとには夕食です。
このお宿の近くには虹鱒の養殖池があるそうで、虹鱒が一推しで供されます。これは実に美味かった。
そして蒟蒻の刺身。この辺りの名物なのかな。私のような酒飲みにはこたえられないアテです。
メインは上州牛のローストビーフ焼き。
地元の食材とお酒で大満足。派手さはないけど、染み入ります。
私は「赤城山」が気に入りました。
夕食が終わって、もう一度部屋温泉へ。
夜の温泉はとっても落ち着くんです。So mindful。
就寝。
脚が悪いとベッドの方が落差を利用して起き上がりやすいんですけど、洋室が空いていなくて、布団敷きの部屋になりました。
底上げ改装の影響でしょう、中途半端に段差があるのがご愛嬌。
翌日。
朝ごはんは、やはり虹鱒がドーンと。
朝から飲みたくなりますが、帰りの運転があるので我慢して。
鄙にも稀な良き温泉でした。